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苦しくて息が出来なくなった、ちょっとだけ怖かった。
確かにお花畑に行ったと思う、確かに河も見えていた。
「もう終わりかな」と思いながら、残った息子の事を思った。
勝ちゃんが静かな小さな声で、「帰らなアカンで」と言いながら、
背中を優しく擦ってくれた、擦ってくれる度にどんどん楽になって来た。
口から何かが出て行って、呼吸が出来て目が覚めた。
とてもとても温かい、愛が伝わって来るような、
勝ちゃんが私を助けてくれた、勝ちゃんがきっと守ってくれた。
起きたら当たりは血だらけで、病院行っても原因不明。
勝ちゃん家族が心配で、大義やよっちがそれぞれ一人で、
生きて行けるまでこっちに居ろと、私を戻してくれたのだろうか。
勝ちゃんの手の温もりは、ずっと母は覚えているよ、
だから背中を擦ってくれた時も、勝ちゃんだって直に分かった。
赤ちゃんの時の小さな手も、積み木を並べた時の手も、
入学式に繋いだ手も、靴紐結ぶ時の手も、
酔った時に支えてくれた手も、みんな母の記憶の中に。
夢の中で時々握る、勝ちゃんの手は生きてる時と同じで、
確かに感じる温もりと、優しい勝ちゃんの手の暖かさを。
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